Erotic*fruits

甘い果実を思わせるようなエロスが好き...

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ナイルの庭 #9

私の指の動きはハヤトの視線により辱められ、裏腹にみだらに動く。

花びらを押し広げ、さっきよりも深く…サファイアの指輪はそこに埋められ間然に見えなくなった。

秘密のあのスポットを何度も刺激し、もう一方の手ははちきれそうな赤い実を回すように擦る…

今にも襲ってきそうなあの気持ちのいい天国の花園に辿り着いてしまいそう…

それを少しでも遅らせようと足の指先を硬く尖らせ、息を吐く。


「んン……ッ…あぁア…ぁ!…っ」


ハヤトの目を見続けながらそれでも焦点が合わないような不思議な錯覚…

肩に当たるシャワーの温水がちくちくと痛痒い。赤みを帯びてゆく白い肌。

そのどれもが私の中の官能をひとつずつ、残らず目覚めさせる…


「ルリハさん綺麗だよ…もう…たまらないほど…」


ハヤトがうっとりとした口調で言いながら私のそばに来る。

真っ白い渇いた香りのバスローブ…私はそこに顔をうずめながらハヤト自身を探った。

さっき、果てたはずのそこはいつの間にかまた熱くたぎっている…

強く吸うようにそこを口に含むと脈々とした血管に血が流れている様子を感じた。

ハヤトの膨らんだ段差部分を小刻みに舌で行き来する。

私の指の動きもそれと同じピッチで動かす。

まるでそっくり同じ快感を味わっているかのようなキモチになる…

私のトロトロのハニーポットとハヤトのチョコレートバー…きっと寸分違わず、甘いはず…


「ぁあ…そう…そうやって舌を絡み付けるように舐めて…」


ハヤトは私の目を優しく覗き込みながら目を細めた。

更に深くハヤトを飲み込み、強く優しく舌を当てたまま上に下に吸い上げる。


私、もうこれ以上、我慢できない…指の動きを止められないわ。

すごく…いい…死んでしまう…私はこのままきっとあなたに溺れて死ぬわ…


「はあぁあアァ…ッ!!!ンんッッ…ぁッ!」


私はハヤトを口に大きく含んだままくぐもった喘ぎ声をあげた。

背中から腰の辺り、そして加熱しきった小さな赤いそれに向かい、激しい快感が押し寄せた。

ぴんと張る私の両足…小さな痙攣を起こす瞼…なおも蠢(うごめ)く白い指…


「く…うァ…あっッ!!!ぁア…!」


それと同時にハヤトも自分の腰を私の頭に押し付け、全てを放熱する。


シャワーがかかり、ふたりともぐっしょりと濡れていた。

雨の中を何時間もさまよった迷子の猫のように。

ハヤトのバスローブも、私の髪も…暫く放心したようにそのまま抱き合っていた。


…今日の私を忘れないで。

私はハヤトの肩に頭を乗せたまま、そんな言葉を頭の中で何度もささやいていた。

声ではなく、それはこの流れ続けるシャワーの音のように…
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ナイルの庭 #8

私はハヤトにキスをしながらベッドから起き上がりバスルームに向かった。

シャワーを熱めの温度に設定し、思い切り強い水圧で体に当てる。

まだ体のあちこちがハヤトとの余韻に痺れているのがわかった…


汗で湿った首すじから鎖骨、ぴんと尖った胸の先端。

腹部をなぞりながらその下の…私の一番感じやすい部分に指が触れた。

シャワーの水とは違う濡れ方…こんなにも私は興奮にめくるめいていたのね。

まだ熱を持ったその小さな赤い突起に指を押し付けるとまたエロティックな気分になる…


心地よい温水が肩から流れ続ける。バスルームのミラーに私の裸体が白く浮かんでいる。

美しい地中海あたりの飾り石がはめ込まれた壁にもたれて私の手はそこを刺激する…

その赤い宝石のような突起はみるみると膨張してゆく。


ハヤトがバスルームに入ってきた。


「…色っぽいね…もっと続けて見せて…」


バスローブを羽織り、さっきまでの快楽の面持ちをまだ残した顔だった。

私は今、どんな顔をしているのかしら…ハヤトの視線を感じながら奇妙な興奮が襲ってくる。

立っていられないような気分に陥り、腰を半ば下ろしバスタブに寄りかかるような姿勢になる。


もう止まらない…

快感をさらに高めようと私の大好きな動かし方で指を巧みに上下させた。

赤く膨れてゆくそこに指が往復する度、私の喘ぐ声がバスルームに響く…


「ん…あぁ…ぁっ!…ッ」


頬が熱く紅潮してゆくのがわかる。


もう片方の手も胸からそこに移り、私の細くて長い密かに自慢の指が

濡れてぴくぴくとしている花の蕾を目指してゆく。

小さなサファイアの付いたプラチナの指輪がそこに吸い込まれ沈む…

内側のスポットをわざとずらしながらゆっくりと指を奥まで潜らせる。


「ルリハさん…今、どんな気持ち?」


少し意地悪にハヤトが聞いてくる。


私は息を荒くしながら喘ぎ声まじりに答える…


「ぁ…とってもい…ぃ…熔けてしまいそう……よ?」


震えるまつ毛にシャワーのしぶきがかかる。ソーダドロップの粒が擬似的に見えるよう…

私はその炭酸水の中のチェリー。はじける刺激と一緒に揺れながら夢見ている…


いっそう腫れてくる赤い宝石は更に悦楽を惹きつけるように輝く。

もっと綺麗に磨いて欲しくて、優しい誰かに気付いて欲しくて…



to be #9

ナイルの庭 #7

広い天井に取り付けられた大きなファンがセンシュアルな空気を掻き回す。

ひとしきり絶え間なく少しずつ湧き出るハヤトのぬるりとしたクリアーな液体が

私の手とくちびるを更に上手に滑らせている。その度のハヤトの小さな声。

私はそのテンションを悪戯に操り、繰り返させ、高揚させる…


ミチカを何度も貫き、狂わせたハヤトの逞しく硬質に変化したこの熱いものを

今私が好きなように弄び、欲しいままにしているなんて。

体はもとより精神的な興奮が今度は私を支配する。

誰かのストロベリーパフェが自分の注文したものよりもやはりきっと美味しいに違いない。

それを試すことはお行儀としてためらわれるけれどスプーンですくい、舐めるとなんて至福なこと…


嫉妬とも快楽とも呼びようのない混沌が沸々と煮えたぎり込み上げ、

私は本当に気がおかしくなってしまったかと思うほどにハヤトを攻めたてた。

深くこれ以上の奥などありえないくらい私はハヤトを喉の奥に導く…

泣きたくなるような嗚咽のような…涙が滲み、それでもその場所で動かし続けた。


「本当にもぅ…っ…あァッ…!我慢できない…よ…っっ!!」


ハヤトはたまらずに首を左右に振り、私の頭を抑えようとする。

私はその部分から糸を引かせるようにくちびるを離す。代わりに今度は手のひらで覆いながら…

私のくちびるをハヤトの口元に近づけ


「もうイきたいのね?じゃあ許してあげる…けどいいこと?

私の目を見て…絶対に反らさないままイきなさい?」


私はもはや何かに勝ち誇ったようにハヤトに優しく囁いた。

ハヤトは眉をひそめ、せつない表情でうんうんとうなづいている。


「…わかったよ、言うとおりにするから…!お願いだから…っ…」


そう哀願するハヤトが愛おしいような、もっと苦しめたいような気持ちが私を崩壊させそうだ。

理性など今、この部屋の中にひとかけらも浮遊しては居なかった。

あるのはふたりのそれぞれの妖しく揺れ動く欲望とナイルの庭のラストノートだけ…


私の手は粘膜を纏った触手のように自由に滑らかに激しくそこを動かした。

その硬くなったいきものを捕らえ、いたぶった挙句の果てに独り占めして

おなかいっぱい食べてしまおうと企む野蛮なリザードのように…


私の指がハヤトの先端につるりと届き、きゅっと絞りたてるように触れた瞬間だった。


「ハぁアっ…ッ……ぁ!!!」


ハヤトの熱の上がりきったそこから乳白色のローションが勢いよく放たれた。

私との約束どおり、視線をこちらにやったまま…

私の手に、太ももにそれが流れるようにかかっていた。

そしてそれは私の中の回路という回路にも全て、青白く、透き通るように…


ぐったりと遠い目を天井のファンのあたりに向け、ハヤトは私をもういちど見つめた。

私の好きな種類の色気のある瞳だった。


「ルリハ…さん…君は?…君はいいの?」


少しかすれ気味な声でハヤトが優しく呟いた。

私は何も言わず、ハヤトの頭をかかえながら汗ばんだ髪をなでた…


私はこれでいいの。交わることってきっと体だけじゃないわ。

私とハヤトの心がひとつの炎になり、交じり合ったことが私にはセックスそのものだった。


あなたは私に入り込むことなく、今日を終えた。

これからいつか体ごと繋がる日を白昼夢のように想像することもあるはずよ。

例えばそんな日が永遠に来なくても。



to be #8

ナイルの庭 #6

私の手のひらと指とハヤトの今にもはじけそうなその熱いそれとが

同じ温度になり、同じぬるぬるとした感触のひとつの生き物のよう。

呼吸が乱れるハヤトをもっと苛めたくなる…

私は体をずらしながら自分のくちびるをその充血しきった部分に近づけた。

脈打つ血管はずきずきと早く、私の舌先にくすぐったく伝わってくる。

くちびるを密着させ、吸いながらゆっくりと喉の奥に滑らせるとハヤトからまた声が漏れる…


「ぁあ…すごくいいよ…これだけでもう…」


私の喉を突き破ってしまいそうなほどハヤトのそこはひときわ膨らんでゆく。

そうよ…もっともっと。窒息してしまいそうなくらい、私を殺すくらい感じてちょうだい…

私は喉を締め、暫くそのままにする。ねぇ、動かして欲しい?でもだめよ。

こんな夜をそんなに早く終わらせるなんてそんなのつまらないわ…


私のエミリオプッチのスカートは足の付け根までめくれ上がり、そこを通過して

つま先まで得体の知れない欲情が熟していくのがわかる。

今夜私は平常心を保とうとし、着ける香水も穏やかなものを選んだはずなのに。

加熱機が真っ赤に焼けきって壊れてしまいそうなほど燃えてしまった体と心。

汗が胸の谷間に流れ落ちていく感覚と一緒にエルメスのナイルの庭の香りがむせかえる…


快楽に目を閉じているハヤトに私はささやく。


「目を閉じないで…あなたにこんなことをしている私をずっと見ていて?」


半ばその魂の一部をどこか違う世界に浮遊させているハヤトがうっすらと目を開ける。


「…そんなの見ていたら本当にもう…やばいよ……」


グロスは完全に取れて、代わりに違うすべらかなリキッドが私のくちびるを光らせている。

見られている恥ずかしさの興奮に私はもう私すら誰なのか忘れた、ただ何かを求めている女。

執拗にハヤトのその血管に沿って、這い、ゆるく早くライドする。くちびるも舌も全て使って…

あなたはどんなキモチなのか私に伝えて。そのうっとりとした目と漏れる吐息で。

私の行為に心に、吸い寄せられて堕ちてゆく戸惑いながらも愛らしい純粋なバンビのように。



to be #7

ナイルの庭 #5

階段から続くドアを開けるとまだ新しい建物のにおいがした。

白い洞窟をイメージしたデザインの壁、たくさんの緑の観葉植物や赤いアンスリュームの生花が

蒼い水の底の中に沈んだような色を放つライトと共にリラックスできる空間を作り出している。


ハヤトはブルガリのキーリングの付いた車の鍵を白いテーブルにカチャリと置き、ソファに座った。

少し沈黙した後、どこか気まずかったのか先にバスルームに向かった。

シャワーの音とこの部屋に流れるスウィートソウルとが酔った私の頭の中を掻き回す…

気持ちの良さそうなタイシルクのベッドカバーの上で起こるこれからのことを想像する。

こみ上げる甘い罪悪感が私の中の悪魔を欲情させ、深く狂わせてゆく…


あなたは悪いヒト。私ではなくほかの誰かを選び、これから毎日のようにその体を溶かすの。

これは嫉妬なの?紅とも赤ともつかない月星の美しい夜空をも染める焔。

これから密やかに罰を与えましょう。私の中でだけ、イメージされる儀式を行いましょう。


バスルームから白いローブのハヤトが髪を濡らしたまま出てきた。

私の横を通り過ぎようとしたときに香ったウルトラマリンとはだけた胸元…

赤いアラートのダイオード光が今、私の体中に次々と点滅した。

ソファに座ろうとするハヤトの腕をひき止める私の腕。深くくちびるを合わせ絡みつく舌…

ハヤトの欲望をてっぺんまで高めるまで終わらないキスは続く。

スウィートなブラックミュージックに混じってふたりのくちびるを重ね合う音が部屋中に響く。

私を抱きしめるハヤトの腕は力を増し、求める心が読み取れるようだった。

私の背中は汗ばみ、体温がどんどん上がってゆく…気を失いそうなほど妖しい空気を辺りに作る…


愛しいと思う気持ちや嫉妬心や淫靡な心…色々な想いのカオスが渦巻く。

ハヤトをベッドに導き、私はその上に重なった。キスを続けたままで。

私の腰のあたりに感じるハヤトの熱く、硬直したそれが更に私に火をつける。

腕を伸ばし、ピンクのネイルの指でローブの上から幾度も触れるとハヤトの息が荒くなっていく。

ハヤトも私の胸に触れ、そしてエメラルドグリーンのカシュクールの中に手を伸ばそうとする。


「まだダメよ? 触れてはダメ…」


ちょっと意地悪に優しく、私はハヤトの手を軽く掴み、促した。


「なんか…いいな…でもルリハさんはこういう行動をするんじゃないかって実は少し想像してた…」


ハヤトは整った眉を少し寄せ、せつなく微笑む。いつまでも永遠に続けばいい。

この人にこんなにいい顔をさせることが出来る楽園ならではのこんな魔法が。


私の指はハヤトの熱そのものを探り当て直接触れる。先端から徐々に下へ、そして上に…

透明のメープルシロップをたっぷりと絡みつかせながらゆっくりと動かす。

ハヤトの一番感じる部分をその小さく喘ぐ声を頼りに憶えてゆく。


「は…ァっ…っ!!」


そうなの、ここなのね?私は今夜、あなたの好きな場所とその鳴き声を記憶させてゆくわ。

せつなくあなたを思い出す夜にひとり寂しくないように…

だから教えて?そして聴かせて…

あなたの愛しくていじらしい、私のことを欲しくて仕方がない、そんな声をいっぱい。



to be #6

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瑠璃羽-ruriha-

Author:瑠璃羽-ruriha-
ルリハと申します♪
以前書いていたらぶえっちなstoryを
再度ブログ化しています。
私に気付いた人(笑)は書き込みしてね?
相互リンクさま募集中です。
コメント欄までよろしくお願いします。


 



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